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執筆者の写真Hitomi Iwabuchi

オンラインレッスンの利便性と難しさ

早いもので2020年も6月になりました。


すでに梅雨入りしている地域もありますね。


コロナ禍により、私自身は日常のオンライン化が進んだように思います。

音楽のレッスンでは、生の音を聞く・弾くということが一番だということはいうまでもないので、これまではスカイプレッスンの提案があっても自ら避けていました。


しかし、同じ空間にいることができない状況になれば

自然と受け入れていけるものですね。


ただし、不便さはどうしてもあります。


私がオンラインレッスンを行う場合は

レッスン時間を大まかに3等分してカテゴリーを分けます。

・スケールまたは基礎

・曲

・理論


基礎は、スケールや指回しが多いです。

音を聞いて、改善すべき部分を見つけやすいですからね。

逆に、タンギングに関しては中級レベル以上の方にはアドバイスが難しいです。

直接音を聞けば、舌の強さが弱すぎるのか息とのバランスがあってないのか、または使っている舌の位置を変えるべきか判断しやすいですが、

オンラインでは聞き分けることが難しい・・。


曲に関しては

ソロの曲のみ行っています。

初級・中級レベルの方には対面レッスンでしたらデュエットの方を多く行っているので、オンラインならではです。

ただ、ソロの曲はそれはそれで楽しんでもらえたら良いなと思います。


理論は、普段より多く取り組んでいるかと思います。

全員の方ではないですが、小学生に特に多く取り入れていますね。

ソルフェージュとか、ヘ音記号の楽譜を読んだり、度数を数えるだったり。

ソルフェージュが、意外とのってきてくれるなと思います。

初見が速くなるし、リズムも改善できますし。

あとは、おそらく単純に声を出してストレス発散している気がします笑



お互いが出向かなくても、楽器のレベルが落ちないですし

吹く習慣を続けられる。

そういう意味でオンラインは便利です。



音の聞こえが悪かったり、電波状況によっては上手くレッスンが進まなかったりという点はかなりマイナスポイントですね。


そして、言語が日本語であっても英語であっても

画面越しでの会話は対面時のそれとは異なります。

対面で実際にお話しするほうが伝わりますし、受け取れますね。


6月以降、対面レッスンとオンラインレッスンを混ぜて再開しますが

安全第一で過ごしていきたいと思います。




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